日本では聞く機会がないベトナム歌謡、ポップの有名アーティストを紹介します。
ベトナムはバラードが人気な国です。
Mỹ Tâm
女性歌手。無理やりカタカタ読みすると「ミー・タム」。
あらゆる年齢層が知っているディーバです。日本で比較すると、安室奈美恵よりも知名度が上と言えば人気の凄さがわかって頂けると思います。凄い声量と技術を持ち主です。
以前から英語以外の外国語の読み方をカタカナ併記するのは避けているのですが、ベトナム語はさすがに読めないと思うので併記しておきます。
但し、現地の飲み屋・カラオケ屋に言って「ミー・タム」と言っても誰も理解してくれないで、あしからず。
これはローカル・レストランで「ありがとう(cám ơn(カム・オン))」と言っても100%通じないのと同じです。「ありがとう」すら簡単に伝えられない言語だとは、行くまでは思いもしませんでした。30分でコツ掴んだけど。
というわけで、カタカナ併記は語学習得の邪魔にしかならないので、本ブログでは基本的に行っておりません。
話が逸れましたが、
Hát Cho Người Ở Lại
公式アップされている音源ですが、この男性が誰なのかは不明。多分デュエットしている人だと思いますが、知りません。
デビュー間もない2002年の2ndアルバム「Đâu Chỉ Riêng Em」の最終トラックに収録。
ギターの音が非常にチープですが、当時のベトナム・ポップはこんな音質が多かったです。
日本人にも馴染みやすいメロディーだと思います。今でもライブで披露されますが、ロック調にアレンジされています。ライブ映像も公式で上がっているので興味があれば観てみて下さい。
この映像の見どころは観客の盛り上がりと、サポートギタリストの白いギター。変態ギタリスト、Steve Vaiのシグネチャーモデルです。
Giọt Sương
2006年の曲。YouTubeはドラマ仕立てでサビの前に長い芝居が入りますが、サビまで聞いてみて下さい。素晴らしい曲です。
Ước Gì
Mỹ Tâmの最初にヒットしたバラード。彼女の代表曲の1つです。
Khánh Ngọc
Vầng Trăng Khóc
Nhật Tinh Anhとのデュエット曲。
ベトナム歌謡で私が一番好きな歌。
Dương Hoàng Yến
Xe Đạp Ơi
Xe Đạpは自転車の事。
xe(車輪) đạp(ペダル)で「自転車」。同じ感じで、xe máy(機械)は「バイク」です。
MVのアオザイも良いし、哀愁の醸し方がベトナムっぽさを出している1曲。
もしベトナムでカラオケデビューするのなら、この5曲から練習するんやで!簡単&有名な曲を選びました。
最近、若者の間で昭和歌謡が流行っているとか。
今回紹介した曲は古臭く感じるかもしれませんが、日本とは違う独特の旋律を感じますし、DTMで音楽を量産できる時代の一歩手前の曲を選んだので、ベトナムらしさを楽しんで頂けると思います。
ご覧頂き、ありがとうございました。
ランキングに参加しています。ポチっと押して去って頂けると、ヒデキカンゲキ。
コメント