BABYMETALの楽曲はパクリではない、神オマージュだ

洋楽

日本が世界に誇って良いクオリティの楽曲を世に出しているBABYMETAL。
私はベビメタが好きです。メイトです。


音楽の趣味嗜好は人それぞれ。メタル好きの中でも賛否あるユニットですが、私はアイドルは全く興味がありませんがベビメタは大好きです。アイドルと思ってないし。

メタルが好きなんです。最初は神バンドの演奏目当てでファンになりました。
彼女達の楽曲には様々なオマージュがあり、洋楽メタル・ファンなら「おぉー」という感じで聴いたはず。今回はその元ネタを辿る話。

オマージュとパクリの境界

どちらと捉えるかは人それぞれだと思いますが、個人的には、

元の曲にインスパイアされていると感じ、また、リスペクトしている事が感じられて「元ネタ、これじゃない?(ニヤニヤ)」と思ったらオマージュ。

対して、30秒聞いて「これ、あの曲と同じやん」と悟った曲はパクリ。

というわけで、唐突ですがB’zは完全にパクリの玉手箱です。

特に「ALONE」と「もうかりまっか」 を洋楽ロックのオマージュだ!と言う人は、Tak松本さんを擁護するレベルを通り越して、もう何を言っているのかわからない。私と音楽の話で交わる事が無いのは確実です。

ALONEなんて、サビ以外同じですからね。

この2曲を聞いて、B’zを初期から聞き続けていたけど一気に醒めた私。
【1991年発表のパクリ】B’z / ALONE
【1989年発表の元ネタ】Mötley Crüe / Time for Change

とかね。超有名なネタですけど、知らない方は聴いてみて下さい。

Time for Changeなんて名盤「Dr. Feelgood」収録の名曲ですし。あまりにも有名過ぎますし。お寿司。
Time for Changeの作曲者のニッキー・シックスに訴えられたら

絶対こうなるって

上記リンクは過去に書いた一部なので、元の記事も貼っておきます。

ベビメタのハイセンス・オマージュ

メギツネ(LIVE版)

オマージュ元:さくら さくら(童謡)

これをオマージュと言うべきか。。

メギツネのライブ版では、前奏前に歌詞を「キツネ キツネ」に変えて「さくら さくら」が追加されます。

ジャパメタという事で、日本の代表する桜をオマージュしている、のかな。

紅月 -アカツキ-

オマージュ元:X-JAPAN / Silent Jealousy

ギターソロでオマージュが炸裂しています。

紅月 -アカツキ- / 2:38~
Silent jealousy / x:xx~

ツインギターの掛け合いや、3:01からのメロディーとハモり方はSilent Jealousyの4:49から、ギターソロ構成全てがSilent Jealousyから強くインスパイアされています。

原曲の雰囲気を感じさせつつ違うメロディーのソロとして昇華。

これこそがオマージュだと思います。是非とも聴き比べて欲しい1曲。

Catch me if you can

オマージュ元:Slipknot / (Sic)

ギターリフはSlipknotの1999年発表アルバム「Slipknot」収録の(Sic)。

これはYouTubeに公式音源があったので合わせてリンクを貼っておきます。ベビメタと聴き比べやすい再生開始時間に合わせています。

YouTubeは再生時間指定ができるので、こういう記事を書く時に便利ですが、いかんせんブログで使える公式音源が少ないので、音楽紹介記事って書きづらい。

ギターリフはそっくりさんレベルですが、他の部分は(Sic)に寄せていないので、個人的見解は「オマージュ」。

スラッシュメタルだと、どうしても似たようなリフがあるよなぁって思います。

イジメ、ダメ、ゼッタイ

オマージュ元:Anthrax / Panic

スラッシュメタル四天王の1角、Anthrax。イントロのリフは、あぁ、オマージュだ。

Road of Resistance

オマージュ元:DragonForce / Fhrough The Fire And Flames

これはDragonForceのギタリストが録音参加している曲なので、寄せたというか彼らにリスペクトしたんじゃないかな、と思います。

これもオマージュ曲としてかなり有名。

GJ!

オマージュ元:Limp Bizkit / My Generation

Limp Bizkitの名曲My Generation。

似ているか?と聞かれると「似ていない」気がするが、雰囲気、ヘヴィネスさはオマージュしていると思います。

オマージュ元:Steve Vai / san-san-nana-byoushi

音源なし。YouTubeにアップされていますが非公式なのでリンクは貼りません。

1995年発表のEP「Alien Love Secrets」の最終トラックに収録された曲ですが、それも日本盤限定。よって、AmazonでもSpotifyでも聴くことはできません。

Steve Vaiが日本の「三三七拍子」のリズムを気に入って作曲したと、当時雑誌のインタビューで答えていました。

で、何がオマージュかというと、三三七拍子。GJ! のイントロが三三七拍子なんですよね。

三三七拍子は日本人なら誰もが知っているリズムですが、ポップでもロックでも三三七拍子って実は使われていないリズムです。

というわけで、これはSteve Vaiにインスパイアされたのではないか、と思っています。

Sis. Anger

Metallicaの2003年発表アルバム「St. Anger」をオマージュした楽曲名。
これは名前だけですね。曲自体は何らかのオマージュがあるわけではありません。

Tales of The Destinies

オマージュ元:Dream Theater / Take The Time

今ではプログレッシブ・メタルの大御所となったDream Theater。

1992年発表の名盤「Images And Words」に収録されたTake The Timeのオマージュ。

上記YouTube再生箇所のオマージュ部分だけではなく、Tales of The Destiniesも複雑な変拍子のプログレッシブ調で構成されており、Dream Theaterをオマージュしている事を全編通して感じる事ができます。

その他(あわだまフィーバー)

「あわだまフィーバー」はThe Mad Capsule Marketsの曲と似ていますが、作曲者が同じだし、そもそもThe Mad Capsule Marketsのリズムも音も似通っているし、そりゃぁ似て当然だよねって思います。

なので、個人的には「あわだまフィーバー」はThe Mad Capsule Marketsのオマージュだとは思っていません。

以上、久しぶりの音楽ブログでした。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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