【口コミ・評判】Bit Startはやめとけ!と言える7つの理由

投資

Bit Start(ビットスタート)とは?

Bit Start(ビットスタート)というスマホアプリをご存知でしょうか?
Bit Startは、「ビットコインを無料で貯めよう」というキャッチコピーの無料サービスです。
無料でビットコインを貯める方法を探していると、このアプリが見つかるかもしれません。

スマホアプリがありますが、Webサイトでも使用できます。

ビットスタート ビットコインをもらって、仮想通貨を学習・運用

ビットスタート ビットコインをもらって、仮想通貨を学習・運用
開発元:Paddle.inc
無料
posted withアプリーチ

 

Bit Start キャッチコピー メリット

暗号資産に限らず、株式投資、FX、債券等、預金の利息以外で資産運用する場合は元本割れのリスクを承知の上で投資/投機をするものですが、Bit Startはノーリスクです

 

Bit Startが公式に謳っている通り、元手ゼロでビットコインを貯める事ができます
元手ゼロですから、当然リスクゼロです。当たり前です

「運用次第で大きな利益」、これはなんでしょうね?
Bit Startである必要は全くありません。

暗号資産取引所で資産を売買して鞘取りすれば良い話あり、これにBit Startが絡む事が何もありません

と、最初に少しBit Startを褒めてみましたが、
なんと!褒められる所はこの「元手ゼロでビットコインが貯められる」という1点のみ。

無料/ノーリスク/元手ゼロでビットコインがもらえる?

利用して数日で「電気代とパケットの無駄使い」と断定しましたが、それでも3ヶ月も使用し続けました。
ブログネタとしては面白いので徹底的に検証してやろうとしましたが、この辺でギブアップです。

Bit Startは全く利用する価値が無いク○・サービスであると断言します。
やめとけ、と。

その理由をこれから詳細にご覧頂きましょう。
本当に無料/ノーリスク/元手ゼロでビットコインが貯められるのか?

先に要点を述べます。
ビットコインが貯まらない上に、出金制約がある為に別の通貨への換金(コンバート)がほぼ不可能です。

 

Bit Startは「やめとけ」と言える7つの理由

次項から「ノーリスク/元手ゼロ」のポイ活として使用する場合、なぜBit Startはやめとけ!と言うのか理由を詳細に述べます。

その前に、先に概要をまとめると下記の7点となります。

  • 元手ゼロのBTC獲得手段では、フル稼働で約0.02mBTC(100円)/月の獲得
  • Bit Startから出金するには1.5mBTC以上貯める必要がある
  • 約5年半使用して7,500円相当のBTCを出金可能となる計算になる
  • 山分け報酬が極端に少ない時があり、バグなのか、本当は山分けではないのか怪しい
  • アクティブユーザーの推計が3万人にも満たない
  • 運営の収益源は広告配信による報酬だが、広告収入は減少傾向にある
  • 運営が法改正を知らないのか?と勘ぐるメンテナンス放置され続けているアプリ

上記の数値は、1BTC=500万円として算出しています。

なお、ここで言う「フル稼働」とは広告視聴に要する時間の事であり、約3時間/月が広告視聴のためだけに費やされる事になります。

100円の為に3時間/月を浪費する事と、動画広告の受信にかかるデータ通信量、視聴端末の電気代を天秤にかけて、損得勘定なさって下さい。

 

Bit Startでビットコインを貯める方法

なぜBit Startではタダでビットコインを貯める事ができるのか?という仕組みは、ユーザーに広告動画を視聴させて、広告配信収入の一部をユーザーにビットコインで還元するからです。
これは、ポイ活アプリの典型的ビジネスモデルですね。

貯める方法は全15種あるが、しかし

では、具体的にどんな方法があるのかというと、15項目あります。

多種多様な貯め方がありますが、下の囲みは流し読みでOKです。
だって、99%のユーザーが1円も換金できないから。

  1. 動画を見てチケットを貯める
  2. 毎日みんなでビットコインを山分け
  3. 価格予想でビットコインを貯める
  4. 買い物すると数%還元
  5. 仮想通貨取引所の口座開設で数千円相当の還元
  6. アンケートに回答して10~100円相当の還元
  7. クレジットカードの発券で400~5,000相当の還元
  8. Trip.com等のトラベル案件の条件達成で還元
  9. いかにも怪しい継続利用しなさそうなサービスの会員登録で100~500円還元
  10. 格安スマホへの乗り換えで2,000~4,000円還元
  11. ネット回線の契約で400~15,000円還元
  12. 証券/FX/不動産投資の口座開設等条件達成で28~30,000円還元
  13. 美容液とかの購入で100~4,000円還元
  14. 継続利用しなさそうなLINE@の友達追加で5円還元
  15. アプリDL案件の条件を達成で10~1,500円還元

還元率は、この記事執筆時点(2022/4/29)にあった案件の上下限値です。
多くの案件があるものの、各カテゴリそれぞれの中で半数以上が最低値の還元率です。高還元率の案件は各カテゴリで数件しかありません。

No.12の「証券/FX/不動産投資」案件の中には3万円還元というものがありますが、これは不動産投資のセミナー参加後の面談完了が条件です。
こういう案件に手を出す事は個人情報を開示する事でありノーリスクではありません。
かつ、勧誘がしつこく続いてウンザリするかもしれませんね。

元手ゼロで貯める方法は3種のみ

喧伝通りにノーリスク・元手ゼロでビットコインを貯められるのは下記の3つに絞られます。

  1. 動画を見てチケットを貯める
  2. 毎日みんなでビットコインを山分け
  3. 価格予想でビットコインを貯める

他は何らかの商品を購入するか、アプリをDLや他サービスを利用する等、全くのノーリスクとは言えません。

この項の最後に、元手が必要(商品購入等)であったり個人情報の登録が必要(≠ノーリスク)ですが、ビットコインを多く稼げる(可能性がある) No.4~15案件のスクショを貼っておきます。

スクショはクリック(タップ)で拡大表示するので、気になる案件があるか確認してみて下さい。
あったとしても、元手ゼロ&ノーリスクでビットコインを貯めるという趣旨からは外れますけどね。

 

Bit Startは稼げないと断言するエビデンス

ゴミの山 無価値

ここでは、上述したノーリスクのNo.1~3でどの位ビットコインが貯められるのか、証拠を提示します。

動画を見てチケットを貯める

1回辺り平均約40秒の広告視聴する事でチケットを貯めます。
1日に最大2回、チケットを貯める事ができます。

このチケットが何に使うものなのか説明が一切ありませんが、

BitStart チケット 抽選

正式にはイベントチケットという名前で、抽選するらしいです。何を??
というか、絵文字がウザい。

BitStart イベントチケット 抽選結果 落選

3ヶ月間の履歴を調べた所、計212枚のチケットを貯めましたが、1枚も当選しなかったので何がどれだけもらえるのか不明です

貯めたチケットは、翌月に一括で抽選されます。
多分、当選したらビットコインが貰えるのでしょうが、詳細は不明です。

有料案件と契約しない無料使用のユーザーは当選確率が低いのか、それとも皆が均等に滅多に当たらない確率なのか、全てはナゾに包まれていますが、広告視聴させて運営元の株式会社Paddle(後述) を儲けさせる仕組みの1つとなっています。

毎日みんなでビットコインを山分け

BitStart 山分け

平均約40秒の広告視聴するとスタンプを1個貯めることができ、10個貯めると山分け金額をどういう配分なのかわかりませんが、ビットコインを獲得できます。
なお、スタンプを獲得すると、次のスタンプ獲得まで1時間ウェイトがあります。

「スタンプを5個集めるとおまけで5個もらえる!」と書いてありますが、ずっとこの実装なので意味不明です。
キャンペーン期間というわけでもなく、実質5個集めたらOKというナゾ仕様です。

 

山分け報酬は何円相当なのか?

毎日の山分けビットコイン総額は約15mBTCですが、受け取る報酬は約0.0005mBTC。

BitStart 獲得履歴

レートが1BTC=5,000,000JPYとすると、2.5円です

毎日タダで約2.5円ゲット!と考えると、悪くは無いです。知らんけど。
なんせタダですから。

とはいえ、電気代とパケット代がかかりますけども。
さらに、スクショにある通り、0.00006mBTC(約0.3円)しか山分け報酬が無いという「なんでそうなるの?」という日もありますけども。

Bit Startのシステムにバグがあるからこんな事になるのか、何かを詐称しているのかは知る由もありませんが、少なくともこんなおかしな事象が発生しますが、信用しますか??

 

アクティブユーザー数が分かる

この山分け報酬が詐称されているのでなければ、以下の仮説が成立します。

山分け報酬総額 ≒ 15.00000mBTC
受け取れる報酬 ≒   0.00056mBTC
よって、アクティブユーザーは15 / 0.00056 ≒ 26,785人 である

やめとけ。
収益源が広告配信しか無いのに、アクティブユーザーが3万人もいないサービスがいつまでも続くわけがない。

要である広告収入も単価が下がってきていますから、収益向上→ユーザー還元率UPというアップ・サイクルは望み薄であろうと考察します。

価格予想でビットコインを貯める

これはBTC価格が前日よりも値上がりするか値下がりするかを予想して、

  • 当たれば 0.0001mBTC獲得
  • 外れたら 0.00005mBTC獲得

です。

予想選択する時に広告視聴する必要あり。
翌日に報酬を受け取る時にも広告視聴すれば、獲得BTCが2倍になります。

価格予想報酬は何円相当か?

2回広告視聴して獲得ビットコインが2倍になっても報酬は0.5~1円ですが、やりますか?
やめとけ。。。

 

Bit Startから出金できるのか?

獲得したビットコインを出金(換金)できるのか?

無理です。
有料案件を数多くこなすユーザーでない限り、ほぼ100%と言えるレベルで出金できません。

なぜなら、

3ヶ月使って溜まったビットコイン量

BitStart 保有BTC 実際

これは、私が全ての無料でビットコインを貯められる方法(No.1~3)を3ヶ月間、毎日継続した結果です。

獲得できたのは0.07092mBTC(時価365円)。
1ヶ月辺り、約120円という結果です。

ライトユーザー殺しの出金制約

ここで貯めたビットコインを暗号資産取引所のウォレットに送付する場合、

出金は1.5mBTC以上という制約があります

 

Bit Startで1.5mBTC貯めないと出金できません。
今後も続けた場合、1.5mBTCに到達するのに約21倍の期間が必要となる計算です。

3ヶ月 x 21倍なので、トータル5年半!
それで得られるのは1BTC=5,000,000JPYとして7,500円です

 

5年半も毎日やりますか?
いや、やりませんよ。アホくさいし。
それにアクティブユーザー数についての仮説通りであれば、5年後も稼働しているとは思えません。

高額報酬案件はあります。そして、それをやらない限りは絶望的な制約です。

この記事は、元手ゼロで利用するライトユーザーがどれだけビットコインを貯められるのかを検証したものなので、案件は手を出していません。

暗号資産取引所の口座開設は報酬が高いですが、口座開設したとて、取引しないと報酬出ません。
元手ゼロじゃないからスルー。というか、既に口座を開いているのでできないのでした。

では、他の案件を探してみると、
使いたくもないアプリを入れて条件を満たすまで使用するとか、欲しくも無いクレジットカードを発券するとか、全く触手が動かないコンテンツのオンパレードでノーセンキュー。

唯一、トラベル案件は、旅行に行く機会が多いユーザーならワンチャンあるかも。
これも、元手ゼロじゃないけど。

以上、ご覧頂いた通り、「ノーリスク、元手ゼロでビットコインを貯める」という事は不可能と言えるでしょう。

 

Bit Start運営のここが凄い!(褒めてない

Bit Startが怪しいと言われる理由

Bit Startは、出金時の承認待ちが長い等、色々とクレームが出ている事はあります。

この記事では、そういう情報は既出のブログなりに任せて、Bit Startを運営している株式会社Paddleに焦点を当てて何が怪しいのか解説します。

まず、Bit Startのポータルサイトを見ても運営会社がわからないという時点で怪しさ満点です。

https://bitstart.jp/helps を見ると株式会社Paddleが運営している事がわかるのですが、表記が凄く小さいです。
こういう事は胡散臭い会社がやりがちですが、少なくともヘルプページには記載があるので良しとしていいのかなぁ。個人的には不信感漂うサイトデザインです。

凄いよ!腕組みの法則

で、株式会社Paddle を調べてみると、

BitStart CEO 腕組み ドヤ顔 社長

株式会社Paddle より引用

腕組みしたドヤ顔のCEOを筆頭に、男性陣は皆ドヤ顔。

BitStart ドヤ顔 社長

株式会社Paddle より引用

投資の世界では様々な格言やアノマリーがありますが、その1つが「腕組みの法則」。

腕組みの法則とは、Webサイト等で社長が腕組みしている写真を掲載している企業は成長しない、というものです。
かつ、ドヤ顔がプラスされると満貫から跳満になります。

あくまでもアノマリーですし、この株式会社Paddleがアノマリーにドンピシャで当てはまっているのはさておき、Bit Startポータルサイトを見ても運営母体がものすごくわかりにくいという時点で、運営母体を公にしたくないのか?と勘ぐってしまいます。
信用度が低いと思われても仕方がないでしょう。

私は投資家目線で、アノマリーは警戒するタイプです

凄いよ!未だに「仮想通貨」と書く無知

株式会社Paddleは

お金を理由に夢を諦めるなんて、あってはいけないと思う

と謳い、ビットコインに関係するサービスを展開していますが、

Bit Start 仮想通貨 資金決済法

Bit Startでは「仮想通貨」と書かれています。

これの何がおかしいのかというと、

資金決済法の改正(令和2年5月1日施行)により、法令上、「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されました

これは金融庁のサイトを見ればそのまま載っている周知の事実です。

インターネットやテレビCMで「暗号資産と言えばコインチェック」等と見かけますが、現在は「仮想通貨」ではなく「暗号資産」と呼ばれます。

 

「元手ゼロ、リスクゼロでビットコインが手に入るサービス」と言いながら、ビットコインを未だに「仮想通貨」と呼称しているBit Startを皆さんは信用しますか?

 

運営元の株式会社Paddleが資金決済法改正を知らないわけがないと思いますが、Bit Startアプリはしばしばバージョンアップされているにも関わらず、「仮想通貨」の文言のまま放置されています。

これは運営のやる気の無さの現れなのか、現状維持で食っていけるからメンテ・改善を怠っているのか。
いずれにせよ、法令遵守する誠実な運営スタンスでは無いと思われても仕方がないでしょう。

広告を出稿しているDMMやコインチェックは校閲していないんですかね?

 

結論:Bit Startやるならトリマ使った方がいい

総括すると、無料でポイ活するというコンセプトであれば、知名度も高い「トリマ」でポイ活した方が、ちゃんとリワードが得られるので、トリマおすすめ。

トリマ | 移動するだけでポイントが貯まるポイ活アプリ
移動するだけでポイントが貯まる超かんたんポイ活アプリ。テレビやSNSで「一番貯まる」と話題沸騰中!

私はトリマで貯めたポイントをTポイント等に交換しているので、出金トラブルも耳にするBit Startよりも信頼できます。

 

冒頭に書いた通り、暗号資産の運用は元本割れのリスクを承知の上で投資/投機をするものですが、Bit Startはノーリスクでビットコインが貯められるは事実です。
が、元手ゼロ&ノーリスクの使用では、出金はほぼ不可能。

「暗号資産をリワードにするポイ活」というコンセプトは面白いです。ユニークな発想だなとは思います。

ですが、少し考えると、別にリワードが暗号資産である必要はないですし、ユーザー目線で考えると着実にコツコツと貯めたポイントがきちんと還元される事に重点を置いて欲しいわけです。

Bit Startにはユーザー目線は皆無でしょう。

「暗号資産を持ちたい、それもタダで!?」というユーザーに対して訴求するという導線がありますが、そこから商品購入等へ移行するヘビーユーザーは何%存在するのでしょう。

その点ではトリマはユーザーへの還元率が高く設定されています。

1.5mBTCなんて誰でも買える量ですから、普通に口座開いて購入したらよろしいでしょう。
「ノーリスク、元手なし」というキーワードに誘われて、結果、何も残るものがなかったという事にならないで欲しいです。

 

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