【経験者が語る】長時間労働から自分を守る方法

鬱病
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スーパー社員「過労自殺」労災認定

島根県でスーパーを展開する「ウシオ」(出雲市)の社員、高木教生(のりお)さん(当時36歳)=同市=が自殺したのは過労などが原因だとして、両親が国に労災認定を求めた訴訟の判決で、松江地裁(三島恭子裁判長)は31日、労災と認め、遺族補償給付を不支給とした国の処分を取り消した。死亡直前の時間外労働は月120時間を超え、うつ病を発症していたと認定した。
https://mainichi.jp/articles/20210531/k00/00m/040/060000c より引用

自分と被るんですよね、この類のニュースは。

自殺された方も残された親族も、辛かっただろう、辛いだろうと心中お察し致します。
失われた命は戻りませんが、労災認定された事は良かったと思います。

深キョンも長時間労働していた

数日前には深田恭子が適応障害で活動休止という報道がありましたが、18時間労働が3週間続いていたとの事。
深田恭子 適応障害 18時間労働
SNSでは「ブラック」という反応が多く見られますが、私自身が18時間3週間労働ってクリアしてるんですよね

ブラックとか長時間労働という反応は正常だと思いますけど、それ以上にぶっ飛んでた私としては反応が難しいケースでした。勿論深キョンは辛かったと思います。

大坂なおみ選手がうつに悩まされていた

さらに今日はプロテニスプレーヤーの大坂なおみが「うつ」だった事を公表しました。
大坂なおみ うつ 鬱
若くしてプロテニス界で超一流となった人でさえも抱える「うつ」。

さて、長時間労働は突然死や自殺リスクを高めます。

厚労省発表データでは「脳・心臓疾患事案」と「精神障害事案」に大別されますが、今回は「精神障害事案」、すなわち主に「うつ」について鬱発症者である私が私見を述べたいと思います。

先に要旨を述べておくと、長時間労働が悪なのではないと考えています。あまりにも富の集中、労働力の搾取がひどすぎる故起こる事案であり、長時間労働そのものを禁じてしまうと国力は落ちる一方だと考えています。

これについては最後に詳細を述べますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

当事者の気持ちは誰にもわからない

長時間労働や過労死された方と同一の労働を他者が行ったとしても、同じ結果になるとは限りません。
体力やストレス耐性は人夫々異なるので、自分の境遇を他者と比較する事はナンセンスです。

しかし客観的に考えて自分が過労と言われるレベルなのかは考えておきたい所です。

過労死等をめぐる調査・分析結果

厚生労働省が過労死等防止対策白書を発表しています。最新資料を引用します。
https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/index.html

長時間労働で一番怖いのは過労死です。身体的負担による突然死や精神的負担からの自殺。

まず厚労省発表の統計を見て、私の実例がどの程度だったのかを考えます。
下記引用図には記載されていないですが、私は「専門的・技術的職業従事者」に該当します。
令和2年版過労死等防止対策白書

脳・心臓疾患事案

これは「発症前6ヶ月の労働時間以外の負荷要因」なので、その条件に該当するよう回答します。

ただ、この白書はお粗末で定量的判断ができる数値が記載されていません。
例えば「拘束時間の長い勤務」に該当するか否か、基準となる時間が書かれていません。

これについては厚労省が出している別資料を判断材料に使います。

【長時間労働と過労死等】

長時間にわたる加重な労働は、披露の蓄積をもたらす最も重要な要因と考えられ、さらには脳・心臓疾患との関連性が強いという医学的知見が得られています。

脳・心臓疾患に係る労災認定基準においては、週40時間を超える時間外・休日労働がおおむね月45時間を超えて長くなるほど、業務と発症との関連性が徐々に強まり、発症前1か月間におおむね100時間又は発症前2か月間ないし6か月間にわたって1か月当たりおおむね80時間を超える時間外・休日労働が認められる場合は、業務と発症との関連性が強いと評価できるとされています。

https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11202000-Roudoukijunkyoku-Kantokuka/0000138040_1.pdf より引用

労災の過労死ラインは80時間や100時間と言われますが、上記の通り厚労省が発表している資料に記載されています。

拘束時間の長い勤務


YES。勤務時間は9~18時で、休日はカレンダー通りでした。

ですが、7~8時に出勤して翌朝6時に退勤する事もありました。誇張していると思われそうな時間ですが事実です。会社から徒歩5分の場所にマンスリーマンションを借りて住んでいました。

交代勤務・深夜勤務

YES。「拘束時間の長い勤務」に該当するならば深夜勤務は誰でも該当すると思います。

不規則な勤務

YES。
前述の通り私の勤務日はカレンダー通りでしたが、残業で土日・祝日出勤する業務量になると勤務時間なんて関係ないので、殆どの人が不規則な勤務に該当するのではないでしょうか。

これの本来の定義は日勤・夜勤が入り混じっていて自らの勤務時間帯が予測できない事を指しているのだと思いますが、曖昧なカテゴリだと思います。

精神的緊張を伴う業務

YES。
開発途中のソフトウェアが検査で不具合が発生したら翌朝までに改修(デバッグ)命令を受けます。製品開発スケジュールを遅延させてしまった場合、会社間で大問題に発展します。

また、出荷後のソフトウェアは瑕疵担保責任がある為、万が一問題が起こった場合は損害賠償請求を起こされる可能性もあるので、作ったものに絶対の自信を持っていましたが、製品出荷したから終わりというわけではありませんでした。

出張の多い業務

YES。
週3回新幹線に乗って移動していたので「多い」にカテゴライズされて良いと思います。

作業環境(温度、騒音、時差)

YES。
「時差」をどう捉えるかによりますが、アメリカの顧客と電話で会話する時間帯が限られます。顧客が朝早めに出社してくれても20時過ぎに電話ができる状況です。
そこから話をして問題点を明確にして作業を始める事もあったので、YES回答でもいいのではないかと思います。

これは脳・心臓疾患事案カテゴリに属する項目なので、本来の意味は時差による身体的負担率を見える化したい項目と思われます。

精神障害事案

仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった

YES。
会社としてやった事のない(=技術スキルを保有していない)開発を(上司が)請け負ってしまって全責任を被せられたので、客観的には大きな変化がありました。

ただ、NOと答えたい気持ちもあります。同じレベルの仕事をしていても利益は増えていきませんし、自分のスキルも向上しないと思っているので、何かしら変化が起こるのは当然と思っています。

(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた


YES。
開発に参画している競合他社も交えた全体会議の場で
「おいコラ、しばくぞボケ!」
「おいハゲ!何やっとんじゃアホ!」
「不具合が出てるんでぇー、血を吐いても倒れても何でもいいので、俺が明日出社するまでに修正して提出して下さいぃー」

のような事は日常茶飯事で言われ続けていました。これはメンタル崩壊に繋がって未だにトラウマレベルで生活に支障をきたしています。
なお、ハゲと言われましたが、おでこも狭くて髪の毛はフサフサでモテモテです。

この客は社内外から非常に評判が悪い事で有名でして。
接待に連れて行った時、泥酔して気分が良くなった時に
「俺はなー、外注はボロボロになるまで使い倒して、限界まで追い詰めたるんや。そこまでやらんと、仕事しよらんからな。
で、俺にはそいつの限界がどこかわかってるから、その寸前で止めたるねん。」
と言われました。これら全て録音しておけばよかったと思っています。

上司とのトラブルがあった

NO。
直属の上司との関係は良好だったと思います。社長や取締役とも普通に会話してましたし上司全てと良好な関係を築いていました。

悲惨な事故や災害の体験、目撃をした

NO。

2週間以上にわたって連続勤務を行った

YES。
1ヶ月の残業が200~300時間だったので、2週間は余裕でクリアです。

私が労災認定事案に該当する可能性は?

結果を表にしました。

事案 該当するか?
拘束時間の長い勤務 YES
交代勤務・深夜勤務 YES
不規則な勤務 YES
精神的緊張を伴う業務 YES
出張の多い業務 YES
作業環境(温度、騒音、時差) YES
仕事内容・仕事量の(大きな)変化を

生じさせる出来事があった

YES
(ひどい)嫌がらせ、いじめ、

又は暴行を受けた

YES
上司とのトラブルがあった NO
悲惨な事故や災害の体験、目撃をした NO
2週間以上にわたって連続勤務を行った YES

万が一私が死亡していた場合、事案に該当する可能性はありそうです。

労働時間による心身への影響について

メンタルに問題がなくても、いずれメンタルがやられる事は考えられます。
あくまでも個人的見解にしかなりませんが、1ヶ月で残業が120時間を超えるとしんどいです。

1ヶ月80時間残業

過労死ラインの残業80時間は、休日労働がなかったとすると1日当たりの超過労働が約4時間になるので、9~18時勤務体系の場合は毎日22時まで労働するとクリアします。

職種によりますが、ホワイトカラーであれば80時間はメンタルを崩すまでに至らない人の方が多いと思います。これについては客観的エビデンスはありません。

仕事に対するモチベーションが低い場合は80時間でもメンタルをやられるケースは充分にあると思います。

1ヶ月100時間残業

80時間と大差なさそうですが、超過勤務が毎日5時間となると退勤時刻は23時
通勤時間が長い人であれば体力的に辛くなってくるラインです。

1ヶ月120時間残業

終電帰りや休日出勤が発生してくるラインです。

終電帰宅は、終電まで飲んでいた酒臭いサラリーマンが帰る時間なので、「こっちは今まで働いていたのに。」という被害者意識のような感情が生まれてきて、仕事のモチベーションを低下させるトリガになる可能性もあります。

いずれにせよ、友人の労働時間と比較したり、負のスパイラルが発生し始めます。
人によっては食欲不振や不眠などの症状が出てもおかしくありません。

1ヶ月200時間残業

ここからは一般的に考えて狂気の沙汰レベルに突入すると思います。

終電に乗れる時間ギリギリが0:30とした場合、1日あたりの超過勤務時間は6時間半。これで1ヶ月140時間残業になります。
さらに60時間ということは、休日を全て返上して8時間x8日=64時間で200時間残業達成です。

私の場合は最長3ヶ月連続を数回経験していますが、2度とやりたくないと今でも思っています。
若い時は残業代を青天井で受け取っていたので、まだモチベーションは維持できていました。なにせ貯金がモリモリ増えますから。
ですが、ある仕事をした時から食欲不振と不眠の症状が出るようになりました

私の場合、その原因は客からのパワハラです。恐怖感と不安感が入り混じり、昼休みや客と顔を合わせる時間の1時間前から吐き気を抑えるのに必死でした。
今でも食欲が湧かず朝食・昼食を摂らない日が大半で、誘眠剤を飲んで寝ることが多いです。

1ヶ月300時間残業

完全に狂気の沙汰です。

毎日深夜3時以降まで残業し、休日は全て9~21時頃まで労働すれば300時間を超えます。
私の場合は、平日に8時~翌朝6時まで働くいわゆる完徹を3日連続とかやってたので、月に1日は無理やり休日を作っていました。
加齢の影響と重なったのかもしれませんが、この時に急激に白髪が増えました。
あと、同僚いわく目が死んでいたそうです。

私はこのレベルでギブアップしました。
客が遠方だったので自分の意志で本社に単身赴任して仕事をしましたが、定時前に帰宅する役員や毎日定時帰宅する本社の社員達と自分を比較してしまいました。

自分の座席エリアだけ照明をつけて朝まで1人で仕事に追われている事に虚しさを感じました。そんな状況で直属の上司は別の拠点におり仕事の苛烈さを判断できるはずがなく、残業申請は75時間までにしろと言われて労働対価を得られなかった事で完全に気力を失いました。

私が会社を見限ったというのが正しいかと思います。

長時間労働で苦しんでいるなら

私は医者ではないので、ここに書いている事が絶対とは言いません。

ですが、医者が言う事が絶対正しいのかと考えると、そうではないと思います。多数の症例を知っているから言える事があるだけだと思います。

私はうつ経験者として言える、自分を守る方法を以下に綴ります。

おかしいと感じたら心療内科へ


医者やカウンセラーであれば、まずは原因を探りストレス要因を取り除く事を勧めるでしょう。
それは正しいと思います。一度負のスパイラルに陥ってしまったなら、その環境に我慢せずストレス要因から遠ざかった方が、その後の人生は建設的なものになると思います。

もし一定期間を耐えきればストレスから開放される目処があるのであっても、現時点で心身に支障をきたしている自覚があるのであれば、まずは心療内科に行き、休職するに至らなくても薬を処方してもらい仕事を継続した方が良いです。

休職するレベルまで病んでしまうと、ストレス要因から解き放たれても快復に時間がかかります。早めに手を打った方が絶対に良いです。

私はメイラックスとデパスを処方されました。一般的な処方薬なはずです。

服用して30~60分で効果を感じ、不安感・恐怖感が少し和らぎ、何とか休職せずに職責を果たせました。

他者と自分を比べてはいけない

誰しもが、適正・不適正を持っています。

他の同僚はできる事が自分にはできない。またはできるが時間がかかるという事があると思います。それはあなたの能力が低いのではなく、ほんの少しだけその分野が苦手なだけなのでしょう。ですから自分の苦手な分野で劣等感を抱く必要はありません。

他人の労働環境と比較しても、自分の境遇への不満が募るだけで良いことは一つもありません。
それはネガティブ・フィードバックが発生するだけなので、自分の良い所を褒めてあげて、今以上にネガティブにならないよう心掛けたほうが建設的です。

軽度うつレベルでも、一旦陥るとポジティブ思考ができなくなってしまうので、小さな事で構わないので自己肯定してあげるのが良いと思います。

我慢しない

自分で言うのはおこがましいのですが、私が長時間労働する事になったのは、社内で開発スキルが高かったからです。

次から次へと仕事が降り掛かってきました。
本業でフル稼働している状況でも、会社の展示会出品用のデモ機のソフトウェア開発が進んでおらず、展示会開催の1週間前に担当者がギブアップして、私にヘルプ要請が来て対応した事もあります。
その時点でソフトウェアは全く作られておらず、「何で何も作れてないの?」と逆の意味で感心した記憶が蘇ります。

弱音を吐かずに何でも指示を聞いてくれる部下はありがたい存在だと思いますが、得するのは会社や上司であって、本人が思っているほど努力は報われない事もあります。
ですから、我慢するのはほどほどにしましょう。

我慢しない・できない人もどうかと思います。

以前、「9回転職をした男」みたいなタイトルのブログを見つけた事がありますが、そのレベルまでいくとハッキリ言ってクズだと思います。電話をかけて「今日限りで退職する」と言って出社せずそのまま退職すると書いていました。
ブラック企業勤めだったとしても、社会人として批判される退職の仕方を繰り返していた人なのでクズと思う人がいても当然だと思います。

クズと思ったあなた。あなたはクズじゃないです。責任感がある真っ当な社会人です。責任感が強い方かもしれません。少し力を抜いても問題ありません。それでちょうど良い位ですが、力の抜き方を知らないのかもしれません。

転職を9回も繰り返して再就職できるのですから、1社に縛られる必要はありません。

健康診断を受ける

悪玉コレステロール(LDL) が高いと鬱や自殺リスクが高くなるという研究結果が発表されています。


これについてわかりやすい説明サイトはあるのですが、エビデンスがないものばかりだったので国立がん研究センターの発表をリンクしておきます。

私は退職する3年前から健康診断を受けられなかったのですが、退職後にLDLが高くなっている事に気づき、今に至るまで高い値で推移していて未だに下がっていません。
私の場合は食生活が乱れていたのが原因かもしれません。午前5時に1日1回だけの食事を摂り、それがコンビニ弁当とカップ麺のドカ食いでした。

それはさておき、LDLが前年度の健診結果より高くなっていないか気にしておいた方が良いでしょう。

最終手段は転職


ストレス要因を取り除く為に転職する事も考えて良いと思います。

医者やカウンセラーによっては、退職する前にやれる事を見つけろだの、安易に退職するな、逃げるなと言う人がいますが、今の時代、人生1つの会社で定年を迎える必要はありません。

既に終身雇用制度は崩壊しています。一握りの優良企業以外、労働者は搾取される側ではないでしょうか。

転職はスキルアップの為に行うのがベストではありますが、復調する為の前向きな転職を否定する事はできないと思います。

誰も助けてくれない。守るのは自分自身

「過労死」でGoogleサジェストキーワードを調べたら、「過労死 自己責任」や「過労死 情けない」というキーワードが出てきました。驚きと共に非常に不快です。

感受性が皆無なのかサイコパスなのか、こういう検索をする人が存在します。
このような人達がパワハラ上司や予備軍である事は確かなのではないでしょうか。

配偶者や親にも言えない悩みや理解してもらえない事がある人は多いと思います。
世の中には人の痛みがわからない人がいる事は確かなので、最終的には自分自身で決断を下し、自分を守らなければなりません。

長時間労働は悪なのか?

客観的エビデンスも提示してはいますが、個人ブログなのでそもそも主観を述べてい点はご承知おき下さい。

私は長時間労働は悪い事だと思っていません。

確かに心身を弱らせる一因ではありますが、なぜそうなるのか?それを議論の的にした社会であって欲しいと思っています。

なぜなら、年配の方を「老害」と暴言を吐く輩がいますが、その「老害」達が若い時にがむしゃらに働いたからこそ、日本はGDPでアメリカに次ぐ世界第2位まで成長した事を否定する事はできません。

その後、国力が衰えたきっかけもまた「老害」の奢り・怠慢・長期ビジョンが無かった事ではあるのでしょうが、一時代を築いたのは確かなわけで、「老害」呼ばわりするのは失礼だと思います。

とは言えど、時代は変わり、「老害」が行ってきた事をそのまま今の現役世代に押し付ける事は間違っていると思います。
なぜなら、インターネットがインフラの1つとして確立された現在は、情報量も情報処理スピードも高度成長期とは異なるからです。

「老害」が現役バリバリで働いていた労働量と現在の労働量を比較すれば、どの業種でも今の方が生産性は高まっていて当然です。すなわち労働対価である賃金が向上していないと割に合いません。

ところが、日本は一向に賃金が上がらない。
企業努力という麗しい名目で商品・サービス料を上げず、コストカットのしわ寄せは被雇用者の労働対価を抑える事で相殺しています。

こんな事や

こんな事に精を出している元ZOZO社長の前澤友作氏。

四季報記載のZOZOの平均年収は
<20.12>連1,280名 単‥名 (33.3歳) [平均年収]545万円
です。

前澤氏の資金力と金の使い方を勘案した上で、ZOZO従業員の年収が平均33歳:545万円である事を高いと見るか安いと見るか。

誰か1人でもいい。インフルエンサーとなる経営者が社員の給料を同業他社とほぼ一律ではなく、能力に応じた報酬システムを構築できる人が現れないものでしょうか。

成功者を羨んでいるのではなく、富の集中の度が過ぎると言いたいのです。
例えば派遣業で悪名高いパソナの五輪関係案件の中抜き率がどれ程エゲツないかご存知でしょうか?これ、全くと言っていい程報道されていませんが、こんな企業に頼らざるを得ないと放言する日本政府にも辟易します。


なお、パソナは前期比10倍の最終益を出しており、過去最高益を叩き出しているエビデンスはこちら。

現在、被雇用者は労働契約法第16条により、

解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。

となっています。

当然といえば当然の内容ですが、元来日本の雇用制度は「終身雇用」「年功序列」「企業別組合」の3点で成り立っていたから許容できる条文だと思うのです。

現在は終身雇用と年功序列は中途半端に崩れてきていますが、根本が変わらない限り被雇用者が搾取される労働パワーである流れは変わらないどころか、益々進んでいくと考えています。

客観的合理的理由無き解雇は絶対にやってはいけませんが、新卒採用&終身雇用が存在している限り、採用した被雇用者が会社が求めている水準の利益をもたらさないのであれば、解雇理由としても良いと考えています。
共産主義ではないのでパワーが違えば対価が異なっていて問題ないでしょう。
得られる対価に不満を持つのなら、転職するか、そもそも己の能力がその程度だと言うだけで、私自身はそれで不満のない社会です。

そうしない限り長時間労働は悪であり、既に考えうるコストカットをし尽くした企業の「企業努力」は頭打ちとなり、今以上に生産性を上げる為には労働時間を伸ばすしかないという矛盾を抱える事になると思います。

以上、暴論と捉えられるかもしれませんが、リストラという大義名分がない限り被雇用者を切れない日本企業は、後から優秀な人材を探して取り入れる事は一時的とは言えコストが膨らむ事になる難しい問題を抱えていると考えています。

要は雇用契約内容に「企業は、企業が要求する労働力を満たさない被雇用者は契約を延長しない権利を有する事に同意する」という趣旨を盛り込んだ年俸制度が定着したら良いんじゃないですかね、と思っています。

ご覧頂きありがとうございました。
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