ハウス食品のごちレピライス・シリーズの「ガパオソース」を簡単アレンジで本場の味に近づける方法。
「ハウス ガパオソース」で検索すると、サジェストワード筆頭に「まずい」が出てくるのですが、そんな事はありません。
タイ本場の味だと思うと肩透かしを食うのは確かですが、ほんの少しアレンジするだけで本格的なガパオライスに変身します。
この商品がなぜ「まずい」と評価されるのか?
理由がわかればアレンジして本場の味に近づける事ができるはず。
とてもに簡単なアレンジでタイ・ローカルの味に近づける事ができるので、本格的なガパオライスが食べたいんや!という方はお試しください。そのまま調理しても不味いとは思いませんけども。
まずいと言われる理由
まずいというレビューが多い理由は、日本で万人受けするようローカライズされた味付けになっている事が原因と思われます。
それは、大きく3点。
ご覧の通り、「家族みんなで楽しめる」等が書かれています。
この商品のコンセプトが「家族みんなで楽しめる」である事に対し、ガパオライスが食べたい人って本格的なエスニック料理を求めている人の方が多いと思います。
パッケージ裏の説明文通り、バジルの風味は薄いです。
また、タイ料理の要であるナンプラーは不使用。
そして調味料がルーとなっているので、ある程度の水分で溶かす必要があり、少しトロみがついたソースに仕上がります。
これが、本場の味を期待して食べた時に、味覚を裏切るBADポイントとなっていると思います。
エスニック料理のメイン購買層は現地で食べた味を求めているのに対し、商品ターゲットはファミリー向けである為にミスマッチが生じて、結果「まずい」というレビューが散見される事になったように思います。
というわけで、まずいと言われる理由を分析した所でアレンジを試みます。
簡単アレンジ方法
まず最初に、レシピを見てみます。
具材で用意するのは「豚ひき肉」と「玉ねぎ」の2品となっています。
ナンプラー・バジル等を追加する
この商品の弱みであるナンプラーとバジルを足します。
ナンプラー、バジルはスーパーで簡単に手に入ります。
ガパオとは「ホーリーバジル」の事なのですが、残念ながら日本で生のホーリーバジルを手に入れるのは難しいです。
どこでも買えるのはスイートバジルで、やはり香りが違うのですが、入れないよりは入れた方がおいしいと思います。
あと、ピーマンも加えましょう。
ピーマンの香りもガパオライスには欠かせません。
アレンジ・レシピはこれ
レシピは以下に改良します。
このレシピはお子様でも食べられる香り付けを意識しています。
ナンプラーとバジルの香りは、ローカルの味よりも若干弱めにしました。
もっと本格的な味に近づけたい場合は、
という、更なるアレンジも可能です。
トロみが減ってナンプラーの香りを少し強調できます。
他には、このガパオソースはパッケージに「中辛」と書かれていますが、実はそれほど辛くありません。
うちの愚女は辛い料理が苦手で、まだバーモントカレー甘口を卒業していないレベルですが、このガパオソースは「ちょっと辛いと思うけど、全然大丈夫!」という感想で食べました。
ですので、辛くしたい場合は唐辛子を追加しましょう。
分量は、一度試食してみない事には決められないと思いますが、使い勝手が良い商品はコレ。
スーパーだと1個100円程。コンビニでも見かける事があって、180円程で手に入ります。
チューブタイプで、中身は焼肉屋でよく見かけるやつですね。
若干酸味がありますが、唐辛子の味をしっかりと持っており、鷹の爪で辛さだけを足すだけよりも旨味を加える事ができるので、使い勝手の良い調味料です。
作り方
作り方は、ほぼパッケージ裏面に書かれている通りです。
1.炒める
まず、玉ねぎを炒めます。
玉ねぎを炒めたら、豚ひき肉を加えて火が通るまで炒めます。
2.水を入れ、沸騰させる
パッケージに書かれた通りの分量、時間でOKです。
ルーを1/4だけ使用する「さらに本場の味バージョン」の場合は、水は半量の50mlにします。
3.ルウを入れる
先述の分量、ルウを入れて溶かします。
4.仕上げる
仕上げの「中火で約2分加熱する」を少し変えます。
5.目玉焼きもトッピングしたい
目玉焼き作りにコツもクソもありませんが、黄身を黄色に仕上げるのは
だけです。
基本コンセプトが「男の作る簡単料理」なので、写真の見た目の悪さは勘弁して下さい。
ひき肉とドサっと入れて炒めたり、卵割れたりと、これくらいの失敗は「男の料理」では許容範囲という事で。。
以上、調理工程は、この写真のように黄身を割ってしまう男でも難しい所はありません。
普段、あまりキッチンに立たない男性でも簡単にできますので、興味が湧いた方はお試し下さい。
6.完成
味変可能な使い勝手の良い調味料です
最初に触れましたが、この商品は、小学生低学年ほどのお子さんから家族全員でガパオライスが食べられる事を狙っていると思われます。
ガチの本場のガパオライスの味をこの商品に求めるのは間違っていると思いますが、アレンジしなくても、それなりにガパオ風は楽しめる商品だと思っています。
ファミリーで楽しむ場合、小さなお子様がいらっしゃる家庭であれば、最初はレシピ通りに作って様子を見た後、今回ご紹介したようなアレンジを加える事で、徐々に本格的な味に変えていく事ができる調味料と考えると、この商品1つで対応できる柔軟性を持っているという点は、もっと評価されても良いと思います。
ご覧頂き、ありがとうございました。
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