RATTとは?
80年代のLAメタルを代表するアメリカのハードロック・バンドで、全世界で3,000万枚のアルバムセールスを記録しています。スティーブン・パーシー(Vo)の声質はデイヴ・ムステイン(Metadeth)をパワフルにした感じですかね?
ツインギター編成でウォレーン・デ・マルティーニ(G)はバンド解散後にホワイトスネイクのギタリストになっており、メタル界隈では有名人であります。
「ウォーレン・バフェットかウォーレン・デ・マルティーニのどちらか1人を選べ」と言われても、Nuno Bettencourtしか選べません。
モトリー・クルーと並びLAメタルの代表格でしたが、メタルというよりはハードロックだと思います。
RATT、再ブレイク
きっかけとなったのが、米国のGEICOという保険会社のCM。
RATT PROBLEM。RATTとRAT(ネズミ)をかけた小芝居で、RATTが「Round And Round」を演奏しています。
このCMのYouTube再生回数が870万回を突破。相乗効果でBillboardシングルチャート20にCM起用曲の「Round And Round」が再ランクイン。1984年のチャートインから36年ぶりという事で話題になっています。
RATT公式Twitterアカウントのツイートがこちら。
“ROUND AND ROUND” CLIMBS BILLBOARD CHARTS 1ST TIME SINCE 1984
https://t.co/N3lQUYPByE— RATT (@theRATTpack) 2020年6月3日
というわけで、今回はRATTの代表曲をいくつかAmazon Musicで紹介します。
なお、私はUnlimited会員なので、もし無料版では試聴できないぞコラ!という場合はコメント欄で教えて頂けると幸いです。
RATTの代表曲
Round And Round
1stアルバム収録曲にして最大のシングル・ヒット曲。個人的にはそんな好きではないんですけどね。
1984年「Out Of The Cellar」の3曲目に収録。
Lack Of Communitacion
変拍子なのにノリが良く、聞き心地の良いナンバー。
1984年「Out Of The Cellar」の6曲目に収録。
You’re In Love
RATTって、デビューから解散までジャンルが変わらず、どのアルバムも普遍的なLAメタルを作っていたと思います。悪く言えば飽きる。プロデューサーも同じだったので一貫した音作りになったという事もあるかな。グランジ前後のようにゴロッと変わるのもどうかと思いますが、RATT’n Rollって言われてたのはこういう普遍性からだったのかな、と今気づいた。気づいたけど、多分間違ってると思う。
1985年「Invasion Of Your Privacy」の1曲目に収録。
Body Talk
エディ・マーフィ主演映画の「ゴールデン・チャイルド」に起用された曲。映画好きなら聞き覚えがあるかも。
1986年「Dancing Undercover」の5曲目に収録。
Shame Shame Shame
RATTはバンドメンバー共作の曲が多いのですが、これはウォーレン・デ・マルティーニが作詞作曲。彼の個性が溢れています。
1990年「Detonator」の2曲目に収録。
ご覧いただき、ありがとうございました。
ランキングに参加しています。気が向いた時にポチッと押して頂けると幸いです。
コメント